日本イエス・キリスト教団について

1890年、英国国教会の牧師であったB・F・バックストンが宣教師として来日。彼は、聖霊による心のきよめを強調し、日本人の働き人たちやよき同労者P・ウィルクスの協力を得て宣教活動を進めた。

やがて、英国において、日本への宣教の目的を持つ団体として「日本伝道隊」が結成され、翌年1904年、現地「日本伝道隊」が結成された。 この「日本伝道隊」は、近畿各地への伝道を進め、各地の修養会の開催に協力し、そのような働きの中で、各地に教会が出来た。

そのような中、岡山県下の諸教会が結束して「イエス・キリスト召団」、神戸地方の諸教会が結束して「聖書教会」を設立、1935年にはこれら2つの団体が合同して「日本イエス・キリスト教会」(教会数32)が設立さた。 戦時中は、国家政策により各宗教団体は合同を迫られるようになり、1940年、日本伝道隊系諸派は「日本伝道基督教団」を結成。

1941年にはついにプロテスタント諸教派が合同して「日本基督教団創立」となり、「日本伝道基督教団」もその傘下に入れられた。戦後、そのような中から多くの教派が「日本基督教団」から離脱、独立していき、旧「日本イエス・キリスト教会」系の諸教会が参加して「日本イエス・キリスト教団」結成に至った。

(日本イエス・キリスト教団函館中央教会HP「日本イエス・キリスト教団」のご紹介より引用させていただきました)